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ツラすぎて涙!妊娠中の悪阻(つわり)体験談

 今回は妊婦さんを悩ませるツライつわりについて、私の体験談を症状と対策とともにお話しします。

つわりはいつから始まった?

妊娠1か月目から始まったつわりが最悪だった話

 妊娠がわかり婦人科を受診し赤ちゃんの心拍が確認できるまでは、特に体調の変化はなく過ごしていました。しかし、宅配ピザを食べた翌日、止まらない吐き気。
 その日から「吐きづわり」と「においづわり」が始まったのです。

食べられない動けない、吐きづわり

 テレビドラマの演出でよくみる「トイレで嘔吐→妊娠したかも?」の流れ。
 じっさいはあんな生ぬるいものではありませんでした。

 当時の私は、事務職に従事していてデスクワークが主な仕事でした。妊娠しても「臨月まで余裕だろう」と思っていたのですが、実際は妊娠1か月目から吐き気を抑えながらのデスクワークでした。

吐きづわりの原因はにおいづわりと?

 吐き気を感じる前に必ず「不快なにおい」を感じていることに気が付きました。たとえば、「ニンニクの匂い」、今考えれば悪阻が始まったときに食べていた宅配ピザ、ニンニクがかなり効いていたんですよね。
その残り香だけで1週間吐いていました。
職場の昼食の時間は同僚の弁当の匂いで吐いてしまうし、お客様の香水や柔軟剤、体臭にもびんかんになってしまい、「無臭の空気以外で呼吸できない」状態でした。

【他にもNGだったにおい】
・肉・ご飯が炊ける匂い・ねぎ・たまねぎ…ほとんどすべての食品と料理の匂い
フードコートは地獄だし、外食の飲食店も前を通るだけで吐き気がしていました。

空腹でも吐き気、「食べづわり」

 ずっと食べていないと気持ち悪い!空腹に耐えられない!それが食べづわり。
 私の場合、においづわりに始まり、吐きづわりが加わり、そして食べづわりも加わりました。

 先ほどお話ししたように、食欲なんて出るわけないのですが「お腹すくと吐き気がする」というつわり特有の状態に…。
 口にできるものが限られていたので、ひたすらバタークッキーとメロンパンを食べて1か月半を過ごしました。

これもつわり!?とどめの高熱

 私が妊娠したのはコロナ禍で初めての緊急事態前言が出された時でした。
 同じころ、毎日つづく38度の高熱。妊娠初期から中期までは平熱が38度でした(普段は36度以下)。もう、高熱どころじゃないです。
 フラフラするし、ぼーっとするし、吐き気はすごいし、吐くし、食べられないし、食べたいし…。
 という自分でもよくわからない状態になっていました。

 検診で産科の先生に熱の事を聞くと、「平熱が高くなる妊婦さんがときどきいる」ということで、心配することはないし、コロナや他の病気でなく妊娠が原因の発熱だろうということでした。

妊娠3ヶ月を過ぎたころからつわりに変化が

 妊娠3ヶ月を過ぎて、吐きづわりと食べづわりがかなり軽減されました。においづわりは相変わらずあり、「にんにく、ネギ類、牛肉」など一部食べると匂いで吐いてしまう食品はありましたが、においだけで吐くというのはなくなりました。

 代わりに始まったのが「よだれづわり」と眠気、よだれが止まらずマスクの中は常にべたべた。眠気が常に強く休日は半日以上眠っていました。

つわり対策のために私がやったこと

においづわり対策

 人それぞれ苦手なにおいが異なるとは思いますが、一般的には「強い食べ物の匂い」「ご飯が炊ける匂い」がダメなひとが多いようです。

食べ物の匂いへの対策

・苦手なにおいを把握し、その食品を徹底的に避ける
・温まった食品はにおいが強いので温めずに食べる
・料理はしないとわりきる
・お気に入りの香りのハンドクリームを常備して鼻の逃げる場所をつくる

その他の匂いへの対策

・つねに換気する
・マスクを2枚重ね付けする(不織布)
・お気に入りの芳香剤を置く

はきづわり、たべづわり対策

 この二つは共通点があり、「楽に吐けるように食べる」のがポイントです。

・塩むすびなど無味無臭の食品、または吐いたときに香りがさわやかで気分がいいものを少量ずつよく噛んで食べる
・梅干し、レモン、酢のもの、などすっぱいものはつわりの時期でもかなり食べやすい

 空腹を感じても吐いてしまうので「少量ずつ(1時間にひとくちずつ)食べる」ようにしていました。ただし、この方法は妊婦の虫歯につながる要素なので、食後に水を飲むなどして、口内が酸性に偏るのを防ぎましょう。

 また、吐きたいからといってむやみやたらにはいていると、食道などが傷ついて余計に食欲が落ちてしまうので、可能な限り我慢しましょう。
 ゆっくり横になるのも大切ですが、仕事や遊びに集中するほうが気持ちはラクですよ。

眠気、高熱への対策

 ゆっくり休養を取るのが一番です。

つわりはいつまで続く?

人それぞれ、症状にもよる

 私の場合、妊娠5か月以降~10か月頃はつわりの症状がかなり軽減されていました。ほとんどの症状がなくなっていましたが、においづわりが最後までなくならず、にんにくを食べると必ず吐く状態が出産までつづきました。

臨月に始まった後期つわり

 お腹が大きくなり、胃を圧迫するようになると再び気持ち悪さが戻ってきました。「お腹いっぱいで気持ち悪い」が近い感覚です。このころは仕事もお休みしていたので、一日の食事を6回にわけるなど、一度に多量に食べないようにしていました。

まとめ

つわりの期間と症状は個人差が大きい!

 いかがでしたか?今回は私が体験したつわりについてのお話でした。本当に個人差が大きいことなので、一部でも私の経験がお役に立てれば嬉しいです。

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