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無痛分娩でも痛かった!私の初産体験レポート【後編】

「全然痛くない」と思っていたのに、無痛分娩 私の体験談

無痛分娩なら「全く痛みはない」と思っていたのに「痛い」思いをすることになるなんて…。初めての出産で無痛分娩をした体験をレポートにまとめました。(『無痛分娩の体験レポート【前編】』のつづきです)

無痛分娩でも痛かった!私の初産体験レポート④

無痛分娩は麻酔までの待ち時間がとっても長い

昨日の夜からほとんど何も食べていないため、さすがにエネルギーが不足を感じ始めました。
しかし、麻酔の前数時間は食事を禁止されているので何も食べられません。(麻酔の副作用で吐いて気道に食物が詰まり事故になるのを防ぐためらしい。)


「すぐに来る」と思っていた先生は中々来ず、分娩台に乗ってから30分が過ぎました。

「(なんか、また痛くなってきた気がする…。)」

気力体力ともに消耗しきっているため、痛みを感じる余裕すらないはずなのに。

真っ白な天井を見ながらぼーっとする時間です。

やっと麻酔!痛みからの解放!

ーガラッ…

看護師:「大丈夫ですか?もうすぐ先生来られるので、麻酔入れる準備をしましょう。」

入室するやいなやテキパキと準備をすすめながら、

看護師:「〇〇さん、横向きに眠れますか?横向きになって背中を丸める態勢をとる練習をしましょう。」

「(横向きはお腹が痛いんだよなあ)」と嫌々ながらも、ゆっくりゆっくり横を向きます。

看護師:「膝とおでこを近づける感じで、まるーくなれますか?」

言われたとおりにするがなかなかうまくいきません。

看護師:「髪の毛邪魔になるので結んでおきますね!」

そうこうしているうちに、

医師:「ごめんねー!待たせたねー!」

慌ただしそうに医師が入ってきました。

看護師さんが準備した管やら針やら液体の入ったパックやらが「いかにも」という感じ。
先生は慣れた手つきで麻酔の針を入れる態勢に入りました。

医師:「ちょっとしんどいけど丸まったままでいてねー。」

無痛分娩の麻酔はどんな感じ?痛い?

医療に関する情報は筆者記憶によるもので相違の可能性があります。医療相談は専門家に行ってください。

「硬膜外麻酔」というものらしく、背中から2本のチューブを挿入されます。
針を刺されるのが怖いという理由からチューブは1本(シングルカテーテル法)をお願いしていましたが、それだと痛い範囲を麻酔でカバーできない可能性があるらしく急遽2本入れることになりました。

注射も苦手な私はこの麻酔を入れる瞬間が不安でしたが、陣痛の痛みが強烈だったためか麻酔針を入れられている痛みは全くありませんでした。

無痛分娩の麻酔は効いた?効かない?

麻酔を入れてほしいとお願いしてから約5時間、待ちに待った麻酔は先生の到着からわずか5分でチューブが挿入され、その30分後には効力を発揮しました。

さきほどまでの痛みはほとんどなくなりましたが、一部(麻酔を開始した際に上を向いていた方の足の付け根)だけ痛みが残りました。

看護師さんに聞いてみると、同じように一部に効かない人がいるとのこと。

麻酔が効いていない部分は、筋肉のこわばりのような不快感がちょっと嫌だなと思う程度で「痛い」というほどではありませんでした。

時刻は正午。

やっと痛みから解放され眠りにつきました。

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