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株価分析【4927】ポーラオルビスホールディングスの買い時は?

株価分析 ホーラオルビス

 株主優待が人気の【4927】ポーラオルビスホールディングス、今回は過去の株価から同社の株式の買い時について考えてみたいと思います。

この記事は特定の銘柄の取引を推奨するものではありません。投資はリスクを伴います。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。

株価分析 ポーラオルビスHDの買い時はいつ?

 チャートを使って株価の推移をみてみましょう。

月足でみる下値支持線は株価1450円あたり?

 2018年5月から株価は下降トレンドに転換しています。コロナショックの時は安値1613円をつけて上昇に転じています。そして高値3110円を付けたあと、再び下降トレンドになっています。その後、株価は1450円付近で下げ止まり、横ばいのように見えます。株価が1450円付近では投資家は「これ以上下がらないだろう」と考えますが、1450円より株価下がると「どこまで下がるかわからない」という恐怖を感じます。株価1450円付近は、『上昇に転じる』か『恐怖心を持った投資家たちの売りによって大きく株価が下がるか』の分岐点といえそうです。

決算で見る買い時は、まだ先の予感

 ポーラオルビスホールディングスの収益のうち大部分を占めるPOLAは高級化粧品の部類でエステなどを含めた店舗などでの対面販売が基本です。コロナ禍で国内の外出自粛や海外旅行制限によるインバウンド需要減、海外ではロックダウンが現地店舗の収益に大きな影響を与えており、コロナの影響で近年は減収となっています。

 ECサイトの構築など対策がとられているものの、マスクが当たり前になった日常でメイクアップ用品の需要が落ちているのもあり、業績回復はコロナの収束や新たなヒット商品など何か大きい変化がなければ月足の株価が上昇トレンドに転じるのは難しそうです。

配当利回りでみる買い時は、下値支持線付近より少し下

 さきほど説明した1450円のラインは配当利回りが約4%となります。配当利回りは4%以上あるものが「高配当」として人気なので買い需要が見込めます。
 ただし、「配当利回り4%以上が高配当」はひとつの目安でしかありません。数ある銘柄の中には10%以上の高配当銘柄も存在しています。そのため、株価1450円は以前からポーラオルビスHDの株式を購入するつもりで長期保有のための買い時を待っていた投資家にとっては買い時ですが、そうでない投資家からすれば驚くほど高い配当利回りとはいえません。
 「同社の製品の愛用者で株主優待を楽しみたい」など長期保有目線での買いであれば買い時と言えるでしょう。

まとめ|いつ買うの? ー 今じゃないでしょ!

 株を保有する目的や期間によって「いつ買うか」の答えは変わりますが、数年単位の長期保有を考えるのであれば、2022年10月現在においてはまだ「待ち」の状態です。「チャートが上昇トレンドへ転換した・業績回復・配当利回りが高くなる」など株価が上昇していくサインを待つ方が良いでしょう。
 ただ1450円付近はそれ以下に株価が下がっても長期保有であれば戻す価格帯と考えられるので含み損を許容できるのであれば打診買いをしてみるのも良いかもしれません。

やんにの考察はコレだ!

チャートで見る株価は、1450円付近が買いの注目ポイント!
→ 反発が続くようなら底値と考えられる
→ 横ばいが続く間は上下どちらかに株価が動くまで待つ方が良い
→ 下に割れると含み損になる株主が多いため売り需要が高まり大きく下げる可能性が高い

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